小さな子供がいる転勤族妻っていうと、どんなイメージがあるでしょうか。
ワンオペ育児や友達がなかなか出来なく孤独や不安を抱えてしまいそうなイメージがあるかもしれません。元気な子供を見知らぬ土地でワンオペ育児するとなると不安は数知れないほどあると思います。
そんな不安や悩みを抱える方に、私が転勤先でワンオペ育児中に孤独をまぬがれた体験談をお伝えします。
人生なんでも経験した方が良いかも知れませんが、つらい経験はなるべく短期間で終わらせるべきだと思います。遠回りをしなくても済むように、友達を作り孤独を解消する方法をこちらのブログでまとめてみました!
転勤族妻がワンオペで孤独を感じた時のオススメ解消法
転勤先の見知らぬ土地で小さな子供を抱えた生活は、それだけでも大変なのにご主人が不在がちとなると絶望的に孤独な気分になります。
孤独なワンオペ育児中に、スーパーで友達なんているはずがないのに名前を呼ばれたような気がして、振り返ると楽しそうに喋っている人たちがいてものすごく寂しさを感じたということが何度もありました。もう相当メンタルが病んでましたね。我が子にもどう接して良いのかわからなかったです。
オススメの解消法をお伝えしますね!
母子共にダメージを受けないよう頼れる機関に積極的に頼りましょう。
そしてママ友を作ることです。
転勤族妻でワンオペママはとことん行政に頼って孤独や不安から逃れよう
まず、小さなお子さんをワンオペ育児をされている転勤妻は地域や行政に思う存分頼りましょう。
私の場合ですが、上の子が一歳になったくらいの時に子どもの健康状態確認や子育て指導の一環で民生委員の方が我が家に訪ねてくれました。
その時の私、めちゃくちゃ喋りましたね。引くほど。主人の愚痴も散々言ったと思います。民生委員の方に、こんなに喋る人は他にいないと言われてしまいました。それでも私は喋り足りなかったので明日も来てください!と懇願したいくらいでした。当時はメンタルがやられてましたね。
大人と喋る機会が全くなかったので本当に嬉しくて気分が晴れたのです。
民生委員さんは(私が喋りすぎたからか?)一回だけの訪問でしたが、すごく親切で頼れるところがあると感じ心強かったです。
公民館もよく行きました。週に一回同じような月齢の子達が集まる日が会って参加していました。手遊びや歌を教えてもらえたので家でもやってみました。子どもが喜ぶ遊びをほとんど知らなかったのでありがたかったです。
転勤族妻必見!ワンオペでも孤独を感じないために転勤先でママ友を作る方法
続いて保育園、幼稚園が行っている子育てサロンに積極的に参加しましょう。
”子育てサロン 地名”で検索するとたくさん出てきますよ!
地域によっては内向的な人が多いところもありますが、転勤族妻がいる可能性も高く、共通の話題が出来たりして良いママ友に出会える確率は高いです。
積極的に外に行くことで知り合いができるので、なるべく自分と似た環境の人がいるようなところへお子さんと一緒に出かけてみてください。
小さな子どもとお出かけするとなるとご近所だったとしても準備が手間取るので億劫に感じるかもしれませんが、ママ友を作ることでぐっと生活が楽しくなります。
私は、主に子育てサロンでママ友を作りました。たまたま面倒見が良くて顔が広い方と仲良くなる事ができたので、嬉しいことにさらにママ友の幅を増やすことが出来ましたよ!
そのママ友とのエピソードですが、大きな食べきれないスイカを義両親が送ってくれた時、子供も主人もスイカを食べなくて困っていた私を見て、そのママ友が数名に声をかけてくれてなんとか食べ切ることが出来たという事がありました。
あの時、彼女がいなかったらどうしてたんだろうと思います。おそらくご近所さんに出向いて配るくらいしか方法はなかったでしょう。
転勤が決まった時に送別会もしてくれました。本当にママ友の存在のありがたみを感じました。10年近く経っていますが今でも連絡を取り合っている大切な友人です。
そういう出会いがあるかも知れないので、ぜひ子育てサロンに参加してみてください。親子ともども気が紛れます。園の先生も親切でママ友になれそうな方の情報を教えてくれます。”あの人も転勤族妻だよ”と教えてもらったこともあります
転勤族妻でワンオペだった私の孤独からの”頑張らない”解消法
ママ友を作らなきゃ!と意気込む必要はないと思います。
子供を連れて出掛けていると同じような境遇の人に出会う確率が高いです。そしてそのうちに何度も同じ方と出会うようになります。そうなると自然にお互い挨拶しますよね!もうその時点で顔見知りです。
私はワンオペ育児中に子連れで出掛けて、たくさんの人に話しかけてきました。もうナンパとか勧誘とかのレベルに達していたと思います。おかげで人見知りがなくなり今では初対面の人とでも30分以上話せる自信があります(←ただのおしゃべりおばちゃんかも知れませんが)
時には、話したがらない人もいます。
東北にいた時、子どもの遊び場でたまたま話しかけた人が私と同じ関西出身の方だったので珍しくてとても嬉しかったのですが、その方にはものすごく壁を感じたので話しかけるのをやめました。数打てば当たるわけじゃないですが、いろんな方がいるので壁を感じる人がいたとしても、がっかりせずにまた次を探せば良いです。急ぐ必要もありません。
ワンオペ育児がしんどかった時、とにかくネガティブになってしまっていてSNSで自分の状況を愚痴っぽく発信したところ、「みんな、同じだよ」というコメントが返ってきた事があります。
慰めるつもりで言われたのかも知れませんが、みんな同じだからなんなの?我慢しろってこと?と感じました。その返信をされた方はご自身の実家の近くに住んでいる方で転勤族妻ではなかったです。
みんな、我慢しているからもっと頑張るべきなんだとその時の私は捉えてしまいました。ですが
頑張らなくて良いです。知らない土地で子育てしてる時点で十分頑張ってます。
その土地でしか食べられない美味しいものを食べたり好きなものを買ったりたくさん出かけてて気晴らししましょう。
映画や海外ドラマを見まくるのも良いですね。
ネットショッピングは配達員さんが来るので喋るチャンスです!
東北でワンオペ育児中の主な私の話し相手はクロネコヤマトのお兄さんと生協のお姉さんでした。子供が生まれる前は、埼玉の大型スーパーにいたドライフルーツ売り場のおじさんが話し相手でした。
見知らぬ土地で頑張りすぎる転勤族妻もいるかも知れませんが、自然体で気を張らずに過ごしましょうね。
転勤族と結婚したことでワンオペすることになってしまったのでしょうが転勤族ならではの良いこともたくさんあります。
下の記事を参考にしてみてくださいね。
転勤族妻でワンオペなママのよき理解者はすぐそばにいます
ワンオペ転勤族妻のよき理解者、それは子どもです。
子どもは大きくなってくると状況をなんとなくわかってくれるようになります。
【パパがほとんどいなくて、ママと二人きりなんだ】ということを把握してくれているのです。そして何より嬉しいのが大きくなるにつれて会話ができるようになることです。
子どもが会話ができるようになるとワンオペ育児の孤独の苦しみから少しづつ解放されていきます。
なんというか、同志のような気持ちが子どもに対して湧いてきます。第一子の娘にはそんな感覚を覚えました。二人で転勤の孤独から逃れたという感じです。今でも娘には深く感謝しています。彼女がいなければ、私は孤独に押しつぶされていた事でしょう。
主人の愚痴を怖い顔をしながらブツブツ言っていた私の頬に、娘が人差し指をあてて「ママ、ニコニコ」と言ってくれたことは忘れられない思い出です。
孤独との戦いは、仕事で必ず誰かと話す機会があるご主人はわかってくれないかもしれません。
私は、主人に「ずっと一人ぼっちで寂しいんだよね。」と訴えてみたことがあります。そしたら、しょっちゅう会社の飲み会に行って楽しそうにしていた主人から「俺も寂しい」とまさかの返事が返ってきました。。。
寂しさの度合いがわからなかったのでしょう。
我が家の場合、子どもの方が主人の100倍、私のよき理解者ですね。
まとめ
ワンオペ育児中の転勤族妻に孤独や不安の解消法として、頼れるところにはとことん頼るということをオススメします。地域の公民館などで子育てイベントが開催される事が多いので行ってみましょう!
幼稚園や保育園の子育てサロンもオススメです。ママ友を作りやすい環境ですし同じような境遇のワンオペ転勤族妻も高確率でいます。
そして、何より頑張りすぎないでください。気を張らずに自然体でいること。そうすることで本来の自分にあったママ友が見つかりますよ。
最後に、子どもの成長を待ちましょう。会話ができるようになると本当に楽しいです。素晴らしい愛情たっぷりのママの味方になってくれますよ、子どもはよーく見ていますのでね!